10-g-25
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 紅葉且散る(もみぢかつちる/もみじかつちる)
[副題] なし。
紅葉が進む一方で染まった葉がはらはらと落ちる様子をいう。
すなわち紅葉しながらかつ散るのをいう。
※「紅葉散る」は別題となる。
紅葉かつ散るの俳句 清月俳句歳時記10月の植物俳句のページです。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 紅葉且散る(もみぢかつちる/もみじかつちる)[副題] なじ。紅葉が進む一方で、染まった葉がはらはらと落ちる様子をいう。すなわち紅葉しながらかつ散るのをいう。※「紅葉散る」は別題となる。▼紅葉且散るの俳句 苔庭に紅葉且散る静寂かな 西崎佐知▼紅葉且つ散るの俳句 もう一夜泊まれと紅葉且散りて 森本恭生▼紅葉且散るの俳句 静寂の苔庭紅葉且散れり 西川寿賀子▼紅葉且散るの俳句 金閣寺煌めき紅葉且散れり 土井木賊▼紅葉かつ散るの俳句 苔庭に色添え紅葉且散れり 松山寿美▼紅葉且散るの俳句 且つ散れるさくら紅葉の遊歩道 奥田不二子▼紅葉且つ散るの俳句 閑けさや紅葉且散る光明寺 松宮育子▼紅葉且散るの俳句 目もあやに紅葉且散る三千院 青木菅子▼紅葉且散るの俳句 タ日なほ残る紅葉の且散れり 門田あさひ▼紅葉かつ散るの俳句 臥竜廊長し紅葉の且散れり 水野恵以▼紅葉且散るの俳句 紅葉且散る吊橋や茶屋二軒 貫野 浩▼紅葉且散るの俳句 寺ぬちの流れに紅葉且散れり 塚本 操▼紅葉且つ散るの俳句 夕照の紅葉且散る古刹かな 佐藤美和子▼紅葉且散るの俳句 且つ散りて紅葉織り成す築山に 山口広子▼紅葉且散るの俳句 紅葉且散りて水車に舞ひこむも 山本とも江▼紅葉且つ散るの俳句 紅葉且散る碧空のどこまでも 松葉律子▼紅葉且散るの俳句 紅葉且散るは白砂の渦にかな 水野良子▼紅葉且つ散るの俳句 はらはらと桜紅葉の且つ散りぬ 正木和子▼紅葉且散るの俳句 出航の紅葉且散る別れかな 野田ゆたか 紅葉且つ散るの俳句歳時記 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。