10g-20
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 紅葉(もみぢ/もみじ)
[副題] 紅葉山(もみぢやま/もみじやま)
紅葉谷(もみぢだに/もみじだに)
紅葉濃し(もみぢこし/もみじこし)
紅葉明り(もみぢあかり/もみじあかり)
紅葉晴(もみぢばれ/もみじばれ)
夕紅葉(ゆふもみぢ/ゆうもみじ)
紅葉川(もみぢがは/もみじがわ)
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秋の半ばより木の葉が赤く色づくこと。
もみじの名は赤く染めた絹地を意味する紅絹(もみ)に由来する。
落葉樹の葉は凋落する前に霜や時雨の降る度に美しく染まる。
俳句では「もみづ/もみず」と動詞として用いられることもある。
紅葉の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。 [季節] 晩秋(10月) 植物季題[季題] 紅葉(もみぢ/もみじ)[副題] 夕紅葉(ゆふもみぢ/ゆうもみじ) 紅葉川(もみぢがは/もみじがわ) 紅葉山(もみぢやま/もみじやま) ▼副題『紅葉山』の例句ページへ リンク ●「紅葉谷」の例句のページへ リンク ●「紅葉濃し」の例句のページへ リンク ●「紅葉明り」の例句のページへ リンク ●「紅葉晴」の例句のページへ リンク秋の半ばより木の葉が赤く色づくこと。「もみじ」の名は赤く染めた絹地を意味する紅絹(もみ)に由来する。落葉樹の葉は凋落する前に霜や時雨の降る度に美しく染まる。 俳句では「もみづ/もみず」と動詞として用いられることがある。・紅葉の俳句 人毎の口に有也した?(もみぢ) 松尾芭蕉・紅葉の俳句 紅葉に日あまねかりける婚儀かな 舘野翔鶴・紅葉の俳句 風格の禁裏の松に映ゆ紅葉 西村舟津・紅葉の俳句 永観堂残る紅葉として映ゆる 西川寿賀子・紅葉の俳句 立石寺百丈屹岩紅葉炎ゆ 高橋泉也・紅葉の俳句 一門の集ひて和む紅葉の賀 宇都宮美智子・紅葉の俳句 日の紅葉千体地蔵の磴の上に 門田窓城・紅葉の俳句 早紅葉や名水求む人絶えず 飯岡良一・紅葉の俳句 尾根かけて隧道となる紅葉坂 横田寿賀子・紅葉の俳句 一本の道にもみぢの風が抜け 森戸しうじ・紅葉の俳句 山門を入りし一歩に庭紅葉 木村宏一・紅葉の俳句 岩屋には火の神祀り紅葉燃ゆ 岡村紀洋・紅葉の俳句 奥津城は追憶の山坂紅葉 林雄次郎・紅葉の俳句 一天に紅葉燃え立つ古刹かな 岸野幸子・紅葉の俳句 灯されて放生池に夜の紅葉 橋本幹夫・紅葉の俳句 見ゆるものみな紅葉なり永源寺 若林柾矢・紅葉の俳句 どこもかも通天もみぢ燃えさかり 堤千鶴子・紅葉の俳句 歴史ある石積みの里紅葉して 松葉律子・紅葉の俳句 臥竜廊長きに立ちて紅葉愛で 水野惠以・紅葉の俳句 暮なずむ紅葉あかりの露天の湯 吉田静代・紅葉の俳句 紅葉より黄葉の多し港町 松山寿美・紅葉の俳句 根来攻語る弾痕寺紅葉 布野 寿・紅葉の俳句 紅葉や古刹の塔の見え隠れ 綾井 美・紅葉の俳句 暫くは紅葉一望感嘆す 加納幸子・紅葉の俳句 タ暮れに紅葉の映ゆるねねの寺 笠井美和子・紅葉の俳句 蒼天に木々の紅葉や水鏡 池下よし子・紅葉の俳句 行く程に貴船は紅葉色重ね 堀口まゆみ・紅葉の俳句 大門に続く紅葉の山内へ 池田幸恵・紅葉の俳句 文殊堂音なくなりて夕紅葉 中橋京子・紅葉の俳句 千年の御神木なる紅葉かな 井川芳子・紅葉の俳句 大歩危の木々は斜めにもみぢして 野田ゆたか/紅葉谷(もみぢだに/もみじだに)紅葉濃し(もみぢこし/もみじこし)紅葉明り(もみぢあかり/もみじあかり)紅葉晴(もみぢばれ/もみじばれ)