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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)植物季題

[季題] 草の実(くさのみ)

[副題] なし。
 
 
 秋は野山の雑草も実をつける。
 
 実がはじけたり小鳥に食べられて種が遠くへ運ばれる。
 
 野原を歩いていると知らぬうちに衣服の裾に草の実が付いていたりする。
 
 牛膝(いのこずち)・草虱などは人の衣服や動物の毛に付きやすいように棘をもっている。
草の実の俳句 清月俳句歳時記10月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。 [季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月) 植物季題 [季題] 草の実(くさのみ) [副題] なし。 秋は野山の雑草も実をつける。実がはじけたり、小鳥に食べられて種が遠くへ運ばれる。 野原を歩いていると、知らぬうちに衣服の裾に草の実が付いていたりする。 牛膝(いのこずち)・草虱などは人の衣服や動物の毛に付きやすいように棘をもっている。 草の実にの俳句 照りかげる郷里の山畑草は実に 南部静季 草の実の俳句 草の実や小さき生命を宿しをり 山本宏子 草の実の俳句 草の実を競ひついばむ鳩雀 吉岡英子 草の実の俳句 休耕田名知らぬ草の実を結び 橘川 重 草の実の俳句 放ちたる犬草の実をつけ戻る 姉歯義ひろ 草の実の俳句 夕映えに飛ぶ萱塚の白い絮 市原遊亀 草の実の俳句 草の実の風に吹かれし親離れ 野田ゆたか