10-g-06
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 末枯(うらがれ)
[副題] なし。
晩秋に草の葉の先の方から色ずいて枯れはじめること。
「うら(末)」は、根本に対して「すえ(葉末)」を意味する。
自然の微妙な変化を捉えた「秋の淋しさ」を感じさせる響きをもつ言葉。
末枯の俳句 清月俳句歳時記10月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。 [季節] 晩秋の俳句(10月の俳句) 植物季題 [季題] 末枯(うらがれ) [副題] なし。 晩秋、草の葉の先の方から色づいて枯れはじめること。 「うら(末)」は、根本に対して「すえ(葉末)」を意味します。 自然の微妙な変化を捉えた「秋の淋しさ」を感じさせる響きをもつ言葉。 末枯の俳句 お濠端末枯すすみゆくばかり 池末あけみ 末枯の俳句 末枯るる野に声こぼし行く鴉 姉歯義ひろ うらがれの俳句 末枯や文字幽かなる句碑一基 梅田澄子 末枯の俳句 末枯や天誅組の布陣跡 西岡甲子 末枯の俳句 末枯やリフト降りれば濃く淡く 大畠宮子 末枯の俳句 川痩せて末枯いよよ進みゆく 竹中三津子 末枯の俳句 うらがれれて尊き何か去る如し 野田ゆたか