10-g-05
[季節] 晩秋（１０月） 植物季題
[季題] 薄紅葉（うすもみぢ／うすもみじ）
[副題] なし。
赤や黄などまだ十分に紅葉・黄葉しきらない状態をいう。
まだ緑の葉が目立ち全山が色づく華やかさの前の静かな趣がある。
薄紅葉の俳句 清月俳句歳時記１０月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。 [季節] 晩秋の俳句（１０月の俳句） 植物季題 [季題] 薄紅葉（うすもみぢ／うすもみじ） [副題] なし。 赤や黄などまだ十分に紅葉しきらない状態をいう。まだ緑の葉が目立ち、全山が色づく華やかさの前の静かな趣がある。 薄紅葉の俳句 色付くや豆腐に落て薄紅葉 松尾芭蕉 うすもみじの俳句 鬱蒼の杜の薄々紅葉かな 門田窓城 薄紅葉の俳句 東福寺枝さし交す薄紅葉 中田きみ江 うす紅葉の俳句 国宝の薬師堂へと薄紅葉 中橋京子 薄紅葉の俳句 大峯の山襞はるか薄紅葉 長嶺 勇 薄紅葉の俳句 楼門に触れんばかりの薄紅葉 田中雍子 薄もみじの俳句 旅ごころ煽り駅舎の薄紅葉 野田ゆたか