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[季節] 晩秋（１０月） 植物季題
[季題] 通草（あけび）
[副題] なし。
実は１０センチくらいの楕円形で数個が固まってつく。
熟すると果皮が裂けて黒い種子を多く含んだ白い果肉が見える。
果肉は甘い。
山を歩き木々を透かして見ると高い枝から見事な実がひっそりと垂れ下がっていたりする。
通草の俳句 清月俳句歳時記１０月の植物俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。 [季節] 晩秋の俳句（１０月の俳句） 植物季題 [季題] 通草（あけび） [副題] なし。 実は１０センチくらいの楕円形で、数個が固まってつく。熟すると果皮が裂けて、黒い種子を多く含んだ白い果肉が見える。果肉は甘い。 山を歩き木々を透かして見ると、高い枝から見事なのがひっそりと垂れ下がっていたりする。 あけびの俳句 甘そうで絵心さそふ通草の実 松阪久美子 あけびの俳句 通草爆ぜ川にせり出す高さかな 吉田静代 通草の俳句 頬ばれば種煩わしあけびかな 岩本和行 通草の俳句 朝市に青き葉つぱのある通草 長嶺 勇 通草の俳句 行者道蔓を手繰りて通草取る 池田幸恵 通草の俳句 下山して通草手折らぬ事悔む 上野和子 通草の俳句 この通草ジャンプをすれば届くはず 野田ゆたか