10-f-09
007.gif
[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)動物季題

[季題] 椋鳥(むくどり)

[副題] 椋鳥(むく)
 
 
 全長25センチ前後で体が灰褐色をしており頭上や顔には白い羽毛が混じっている。

 黄色い嘴と脚が鮮やかな印象を与えるムクドリ科の鳥である。

 秋から冬にかけて椋の実その他木の実を食べるが稲田の害虫もよく食べる益鳥である。
 
 たくさん群れてやかましく鳴き合う。巣箱をかけてやるとよく入る。 
むくどりの俳句 清月俳句歳時記10月の動物俳句のページです。[季節]晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)動物季題[季題]椋鳥(むくどり)[副題]椋鳥(むく)全長25センチ前後で体が灰褐色をしており頭上や顔には白い羽毛が混じっている。黄色い嘴と脚が鮮やかな印象を与えるムクドリ科の鳥である。秋から冬にかけて椋の実その他木の実を食べるが稲田の害虫もよく食べる益鳥である。 たくさん群れてやかましく鳴き合う。巣箱をかけてやるとよく入る。▼椋鳥の俳句 榎の実ちるむくの羽音や朝あらし 松尾芭蕉▼むくどりの俳句 あれほどの椋鳥は一樹にかくれけり 西ア佐知▼椋鳥の俳句 椋鳥の千飛び翔ち椋の鎮もりぬ 門田窓城▼椋鳥の俳句 椋鳥の群一瞬に吸ふ大樹 若林柾矢▼むくどりの俳句 群なして椋鳥飛びし夕間暮 能口和子▼椋鳥の俳句 疎ましく椋鳥の百羽や夕間暮 池下よし子 椋鳥の俳句歳時記 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。