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[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題
 
[季題] 蘆火(あしび)
 
[副題] なし
 

 湖や川に生えた蘆を屋根葺・葭簀・簾などの材料として刈り取り残った蘆叢を焼き捨てる。
 
  この焼き尽くしゆく火を蘆火という。
 
  水辺を白い煙と火が走り焼棄匂とともに秋の風物詩となる。
 
蘆・芦・葦・葭」は同意字であり作者により用いる字体が異なる。
 
 
    ※蘆刈(あしかり)は別題となる。
芦火の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題[季題] 蘆火(あしび)[副題] なし。湖や川に生えた蘆を屋根葺・葭簀・簾などの材料として刈り取り残った蘆叢を焼き捨てる。この焼き捨てられてゆく火を蘆火という。水辺を白い煙と火が走り焼棄匂とともに秋の風物詩となる。「蘆・芦・葦・葭」は同意字であり作者により用いる字体が異なる。※蘆刈(あしかり)は別題となる。例句・あし焼きの俳句 総指揮は消防署長芦を焼く 舘野翔鶴・あし焼きの俳句 大川を火止めとしたる葦を焼く 田川 栄・あし焼きの俳句 ぱちぱちと葦焼く煙湖畔なる 井川芳子・あし火の俳句 潮時や川にせり出す葭火かな 小笠原ひろみ・あし火の俳句 芦火果て暮色深めし湖畔かな 野田ゆたか