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[季節] 晩秋を主に三夏(10月を主に8月から10月) 生活季題

[季題] 鹿垣(ししがき)

[副題] 猪垣(ししがき)
 

 秋の収穫期に作物を荒す猪・鹿などの侵入を防ぐため作られた垣のこと。

 農家では工夫をこらし田畑を竹や柵・土や石垣などで囲って鹿や猪の進入を防ぐ。

 また垣に電流を流したものや鹿小屋を作り番人を置くこともある。
 
鹿垣の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題[季題] 鹿垣(ししがき)[副題] 猪垣(ししがき)秋の収穫期に作物を荒す猪・鹿などの侵入を防ぐため作られた垣のこと。農家では工夫をこらし田畑を竹や柵・土や石垣などで囲って鹿や猪の進入を防ぐ。また垣に電流を流したものや鹿小屋を作り番人を置くこともある。▼猪垣の俳句 猪垣に電流通ひゐたりけり 舘野翔鶴▼鹿垣の俳句 鹿垣の潰えしままに村は過疎 村上唯志▼鹿垣の俳句 鹿垣に囲まれ寂の鄙の里 高橋泉也▼猪垣の俳句 猪垣は粗末なトタン寺領なる 田川 栄▼ししがきの俳句 猪垣を崩さず猪の進入す 森島緋紗江▼鹿垣の俳句 鹿垣の延びゆく先は日本海 堀口まゆみ