10-d-19
[季節] 晩秋(10月) 生活季題
[季題] 菊膾(きくなます)
[副題] なし。
菊の花びらを茹でて三杯酢や芥子酢で和えたもの。
香り高く甘味もありサクッとした独特の歯触りがよい。
菊を食べる習慣は東北・北陸地方に多く見られ食用品種の菊が栽培されている。
なお食用菊には黄色系と桃色系とがある。
食用菊
菊なますの俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)生活季題[季題] 菊膾(きくなます)[副題] なし。菊の花びらを茹でて三杯酢や芥子酢で和えたもの。香り高く甘味もありサクッとした独特の歯触りがよい。菊を食べる習慣は東北・北陸地方に多く見られ食用品種の聞くが栽培されている。なお食用菊には黄色系と桃色系とがある。▼菊のなますの俳句 てふも来て酢をすふ菊の鱠哉 松尾芭蕉▼菊なますの俳句 浪音の石見の宿の菊膾 舘野翔鶴▼菊なますの俳句 母の忌や膳にのりたる菊なます 阿部和雄▼菊膾の俳句 老ひ母の手のいとほしき菊膾 池下よし子▼菊膾の俳句 菊膾一品添へし誕生日 吉本昌女▼菊膾の俳句 京の果て憩ふ茶店の菊膾 東嘉子