10-d-15
[季節] 晩秋(10月) 生活季題
[季題] 紅葉狩(もみぢがり/もみじがり)
[副題] 紅葉見(もみぢみ/もみじみ)
観楓(くわんぷう/かんぷう)
晩秋に山野の紅葉の名所を訪ね歩きその美を愛でること。
楓のほか漆・蔦など紅や黄色く染まった山野は美しく全国にその名所は点在している。
酒を酌みながら眺めるのも良く部屋の窓から鑑賞するも良いものである。
紅葉狩の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)生活季題[季題]紅葉狩(もみぢがり/もみじがり)[副題]紅葉見(もみぢみ/もみじみ)観楓(くわんぷう/かんぷう)晩秋、山野の紅葉の名所を訪ね歩き、その美を賞すること。楓のほか、漆、蔦など紅く黄色く染まった山野は美しく、全国にその名所は点在している。 酒を酌みながら眺めるも良し、部屋の窓から鑑賞するも良いものである。▼紅葉茶屋の俳句 渓の上に窓の迫り出る紅葉茶屋 横田寿賀子▼紅葉狩の俳句 吊橋の恐さ渡りて紅葉狩 土井木賊▼もみじ狩の俳句 用心の杖が荷になる紅葉狩 梅田澄子▼紅葉狩の俳句 ダム尽きて更に奥へと紅葉狩 藤戸寿枝▼もみぢ狩の俳句 山宿の窓額縁に紅葉狩 吉田静代▼紅葉狩の俳句 声高なガイド先頭紅葉狩 古川春美▼紅葉狩の俳句 人に触れ風に触れたる紅葉狩 寺本光堂▼紅葉茶屋の俳句 紅葉茶屋吉野杉箸匂ひけり 水野恵以▼紅葉見の俳句 紅葉見の杖借り申す鎧坂 武田愛女▼紅葉狩の俳句 かづら橋渡る渡らず紅葉狩 長田穂峰▼紅葉見の俳句 紅葉見て美味のもの食べ足湯かな 堀江桃雀▼紅葉狩の俳句 紅葉見る山頂までのガイド犬 井川芳子▼紅葉宿の俳句 挽きたてのコーヒー香る紅葉宿 加藤美津子▼紅葉狩の俳句 呼びかけに即決となる紅葉狩 岩井純子▼紅葉狩の俳句 一団の黄色い帽子紅葉狩 橋本幹夫▼紅葉茶屋の俳句 筆太に僧兵鍋と紅葉茶屋 山田行恵▼紅葉狩の俳句 吊橋を渡る人声紅葉狩 川口善美▼紅葉狩の俳句 紅葉狩敬老記念の杖おろす 津田鴻林▼紅葉狩の俳句 学会を終へし安堵が紅葉狩る 野田ゆたか