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新蕎麦の俳句　清月俳句歳時記１０月の生活俳句のページです。新蕎麦の[季節]晩秋（１０月）生活季題[季題]新蕎麦（しんそば）[副題]走り蕎麦（はしりそば）まだ十分熟さないで少し青みを帯びている蕎麦を早刈りし、その粉で打った蕎麦をいう。信州などでは古来蕎麦の名産地で、９月・１０月になるともう走りの蕎麦が出る。「走り蕎麦」ともいう。▼新蕎麦の俳句　新蕎麦を打つ両腕の躍りゐて　吉井竹志▼走りそばの俳句　走り蕎麦内緒話のなき集ひ　土舘イサ▼新蕎麦の俳句　新蕎麦ののれん杵屋といふ老舗　杓谷蔦枝▼新そばの俳句　新蕎麦の文字新しき自動ドア　池下よし子▼走り蕎麦の俳句　大町は山に囲まれ走り蕎麦　鍛冶麦秋▼新蕎麦の俳句　新蕎麦や明治の欄間残る部屋　堀尾早苗▼新そばの俳句　新蕎麦に秘境の旅を栞りけり　野田ゆたか　新蕎麦の俳句歳時記　haiku noda yutaka　saijiki例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵　木津川市　大阪清月庵　枚方市　有季定型俳句　伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。