10-c-08
[季節] 晩秋(10月) 地理季題
[季題] 落し水(おとしみづ/おとしみず)
[副題] なし。
稲刈りが近づくと畦の水口を切って水を落とし田を乾かして刈り入れに備える。
この音をたてて水路や小川に流れていく水を落し水という。
棚田では小さな滝のようにおちるのが見られる。
落し水の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)地理季題[季題] 落し水(おとしみず《おとしみづ》)[副題] なし。稲刈りが近づくと畦の水口を切って水を落とし田を乾かして刈り入れに備える。この音をたてて水路や小川に流れていく水を落し水という。棚田では小さな滝のようにおちるのが見られる。<例句>/落し水の俳句 千枚田落し切れざる落し水 吉井竹志/落し水の俳句 千枚田水音せわし落し水 西ア佐知/落し水の俳句 役解けて流れ自在に落し水 布野 壽/落し水の俳句 落し水寄せし水路のせせらげる 野田ゆたか/落し水の俳句 畔川へ音立て流る落し水 清水恵山<例句>水落すの俳句 伊賀甲賀頒つ峡田の水落す 村上唯志