10-c-06
[季節] 晩秋(10月) 地理季題
[季題] ひつぢ田(ひつじだ)
[副題] 稲孫田(ひつぢだ/ひつじだ)
稲刈りが終わったあと刈株に伸びてくる細い茎を稲孫(ひつじ)という。
稲孫が出た田が稲孫田で花をつけ穂を垂れていることもある。
現在の機械農では刈取り後すぐに田を鋤込んでしまうので稲孫を目にすることが少なくなった。
ひつぢだ
ひつぢ
田の はインターネットでは使えない文字で
あり季題を ひつぢ田 と表記しました。
?田の俳句 haiku noda yutaka saijiki 清月俳句歳時記10月の地理俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節]晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)地理季題[季題]ひつじ田(ひつぢだ/ひつじだ)[副題]なし稲刈りが終わったあと刈株に伸びてくる細い茎をひつじという。ひつじが出た田が ひつぢ田で花をつけ穂を垂れていることもある。現在の機械農では刈取り後すぐに田を鋤込んでしまうので稲孫を目にすることが少なくなった。▼稲孫田の俳句 稲孫田に白鷺の立つ国衙(こくが)の野 西ア佐知▼ひつじ田の俳句 大雨もひつぢ田なれば気にならず 細谷康子▼稲孫田の俳句 雨降りて沁みいでにけり?の穂 森戸しうじ▼ひつぢ田の俳句 ひつじ田の色の濃淡日照雨 石崎そうびん▼稲孫田の俳句 ひつじ田を車窓に吟行日和かな 長谷山由実▼ひつぢ田の俳句 稲孫田の何か淋しき青き芽に 津田鴻林▼ひつじ田の俳句 ひつぢ田の色深めゆく萌黄色 野田ゆたか