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秋の川の俳句　清月俳句歳時記１０月の地理俳句のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、原則旧仮名遣い・有季定型・伝統俳句です。　[季節]　晩秋を主に三秋（１０月を主に８月から１０月）　地理季題　[季題]　秋の川（あきのかは／あきのかわ）　[副題]　秋川(あきかは／あきかわ)　秋江(しうかう／しゅうこう)　水澄むころの川の風情は、秋空を映して広々と流れていく大小の川、渓谷をひんやりと水が急ぐ川など、いずれもいかにも秋らしい風景である。　川原に立ては、流れの音も快い。しかし時には出水なり濁流となり濁り流れることもある。　＜参考＞　出水川(仲夏６月)←梅雨期の五月雨の濁流。　秋出水川(仲秋９月)←台風・大雨の濁流　秋の川の俳句　晴れ続き深み増し来る秋の川　秋山英身　秋の川の俳句　秋の川沿ふ輩翠の一筋に　山本青水　秋の川の俳句　沈下橋影を揺らせる秋の川　中山泰山　秋の川の俳句　どこまでも空を映して秋の川　橋本照子　秋の川の俳句　音のなく舟の過ぎゆく秋の川　小林圭子　秋の川の俳句　運動靴投げて少年秋の川　橋本典子　秋の川の俳句　次々と雲渡りゆく秋の川　野田ゆたか