10-b-05
[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月)天文季題
[季題] 秋の雲(あきのくも)
[副題] 秋雲(あきぐも) 雲は秋(くもはあき)
高々と晴れ上がった空に浮かぶ白い雲はいかにも秋らしい爽やかさを感じさせどこか旅心を誘うものがある。
また雲は縞模様となったり流れたり変化に富みこれを仰いでその後の天気を占ったりする。
秋の雲の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋を主に三秋(10月を主に8月から10月) 天文季題[季題] 秋の雲(あきのくも)[副題] なし。副題『秋雲』の例句ページへ リンク▼副題『雲の秋』の例句ページへ リンク高々と晴れ上がった空に浮かぶ白い雲はいかにも秋らしい爽やかさを感じさせどこか旅心を誘うものがある。また雲は縞模様となったり流れたり変化に富みこれを仰いでその後の天気を占ったりする。<例句>/秋の雲の俳句 五重の塔仰げば動く秋の雲 西村舟津/秋の雲の俳句 灼熱の大地嘲る秋の雲 稲福昌一/秋の雲の俳句 岳麓に翳次々と雲の秋 石崎そうびん/秋の雲の俳句 飛行雲そのまま秋の雲となり 堀尾早苗/秋の雲の俳句 不揃いが心安らぐ秋の雲 林雄次郎/秋の雲の俳句 秋の雲くつきり湖の広さかな 宇都宮美智子/秋の雲の俳句 山襞に影うつしゆく秋の雲 小林圭子/秋の雲の俳句 離れてもすぐに近づく秋の雲 森戸しうじ/秋の雲の俳句 秋の雲ちぎれては添ひ峰に寄る 中山泰山/秋の雲の俳句 秋の雲つと模様替へしたくなり 山田行恵/秋の雲の俳句 六甲の嶺を離れざる秋の雲 庄司典子/秋の雲の俳句 遮断機は天指し動く秋の雲 川崎孝二/秋の雲の俳句 とび出せば空の大きさ秋の雲 山本青水/秋の雲の俳句 ふるさとの空に続きぬ秋の雲 菅沼良子/秋の雲の俳句 縹渺と浮かび流れて秋の雲 松宮育子/秋の雲の俳句 秋の雲風に流さる速さかな 山口美琴/秋の雲の俳句 背負ふ児と同じ目線の秋の雲 橋本典子/秋の雲の俳句 軽やかな秋の白雲悠然と 水野惠以/秋の雲の俳句 動かずにそつと消えゆく秋の雲 清水恵山