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[季節] 晩秋(10月)        天文季題

[季題] 秋時雨(あきしぐれ)

[副題] なし。
 
 
 晩秋に降る時雨のことでうら寂しさが漂う。
 
 空が一面に曇りひとしきり降ったかと思うとすぐに止んで雲の切れ目から薄日が差したりする。
 
 俳句で単に「時雨」と詠めば冬の季題となる。
秋時雨の俳句 清月俳句歳時記10月の天文俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています [季節] 晩秋の俳句(10月の俳句) 天文季題 [季題] 秋時雨(あきしぐれ) [副題] なし。 晩秋に降る時雨のことで、うら寂しさが漂う。空が一面に曇り、ひとしきり降ったかと思うとすぐに止んで雲の切れ目から薄日が差したりする。 俳句で単に「時雨」と詠めば冬の季題となる。 秋時雨の俳句 小刻みに聞く警笛や秋時雨 南部静季 秋時雨の俳句 賽銭の音の湿めりや秋時雨 姉歯義ひろ 秋時雨の俳句 秋時雨湖畔に古りし常夜灯 松山寿美 秋時雨の俳句 しめやかに路面をぬらし秋時雨 戸本文雄 秋時雨の俳句 再びの沖を暗めて秋時雨 川上真太郎 秋時雨の俳句 山一つ越せばたちまち秋時雨 田中佳世子 秋時雨の俳句 今日のこと曖昧にして秋時雨 野田ゆたか