10-a-09
[季節] 晩秋(10月) 時候季題
[季題] 暮の秋(くれのあき)
[副題] 晩秋(ばんしゆう/ばんしゅう)
秋がまさに果てようとするころをいう。
この頃の風にもの淋しさが感じられ紅葉し尽くした木々に落葉を促しているように感じられる。
※ 「秋の暮」は秋のその日1日の日暮れのことであり別題となる。
暮の秋の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)時候季題[季題] 暮の秋(くれのあき)[副題] 晩秋(ばんしゆう/ばんしゅう)副題『晩秋』の例句ページへ リンク秋がまさに果てようとするころをいう。この頃の風にもの悲しさが感じられ紅葉し尽くした木々に落葉を促しているように感じられる。※「秋の暮」は秋のその日1日の日暮れのことであり別題となる。<例句>/暮の秋の俳句 暮の秋小鍋に炊ぐ湯治宿 西崎佐知/暮の秋の俳句水痩せて破屋の水車暮の秋 松山寿美/暮の秋の俳句担がれてボート艇庫に暮の秋 宇都宮美智子/暮の秋の俳句一合でたりる寝酒や暮の秋 姉歯義ひろ/暮の秋の俳句門前の施行宿鎖す暮の秋 横田寿賀子/暮の秋の俳句渇水湖渡る風あり暮の秋 南部静季/暮の秋の俳句犬の背にほのかな温み暮の秋 林雄次郎/暮の秋の俳句さり氣なく身の上話暮の秋 能口和子/暮の秋の俳句鍵をかけ忘れしままの暮の秋 大西吉子/暮の秋の俳句犇きて鯉のあぎとふ暮の秋 池下よし子/暮の秋の俳句湖岸より鴉鳴き合ふ暮の秋 山口美琴/暮の秋の俳句入選句諸氏の末席暮の秋 岩本幸子/暮の秋の俳句母の遺品まだそのまゝに暮の秋 山田行恵/暮の秋の俳句山の湯に一夜の旅や暮の秋 西岡甲子/暮の秋の俳句しかすがに釣瓶落としの暮の秋 川上真太郎/暮の秋の俳句古への仏像に逢ふ暮の秋 大場比奈子/暮の秋の俳句北摂の名刹寂と暮の秋 池田幸恵/暮の秋の俳句野も山も色深まりし暮の秋 嶋きさ子/暮の秋の俳句雨脚の急いでをりし暮の秋 野田ゆたか