09-g-38
[季題] 仲秋(9月) 植物季題
[季題] 粟(あは/あわ)
[副題] 粟の穂(あはのほ/あわのほ)
粟畑(あはばたけ/あわばたけ)
五穀の一つで古くから食用として用いられてきた。
畑に栽培される一年草で9月ごろ茎頂の傾いた大きな穂に無数の小花が密生し後に黄色を帯びた小球状の実を結ぶ。
高さは1m前後で葉は玉蜀黍に似る。
米が主食になった現在は主に粟餅用・菓子用・小鳥の餌用などに栽培されている。
粟の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋(9月)植物季題[季題] 粟(あは/あわ)[副題] 粟の穂(あはのほ/あわのほ) 粟畑(あはばたけ/あわばたけ)五穀の一つで古くから食用として用いられてきた。畑に栽培される一年草で9月ごろ茎頂の傾いた大きな穂に無数の小花が密生し後に黄色を帯びた小球状の実を結ぶ。高さは1m前後で葉は玉蜀黍に似る。米が主食になった現在は主に粟餅用・菓子用・小鳥の餌用などに栽培されている。<例句>/粟の俳句 粟稗にとぼしくもあらず草の庵 松尾芭蕉/粟の俳句 よき家や雀よろこぶ背戸の粟 松尾芭蕉/粟の俳句 縁に粟筵長押に袋槍 舘野翔鶴/粟の俳句 粟餅のふわり黄色く搗あがる 清水恵山/粟の俳句 粟の穂の雀を追へる巡査かな 野田ゆたか