09-g-19
[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)植物季題
[季題] 糸瓜(へちま)
[副題] 糸瓜棚(へちまだな)
軒先に棚を作り日陰を得るとともに実を生らす。
深緑の長い実がいくつもぶら下がる。
成熟した実から果肉を取り去った繊維質を束子や入浴時の垢すりなどに用いられる。
古くは茎の切り口から採った糸瓜水は痰きり薬とし又化粧水として用いられていた。
糸瓜の俳句 清月俳句歳時記植物俳句9月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月) 植物季題 [季題] 糸瓜(へちま) [副題] 糸瓜棚(へちまだな) 軒先に棚を作り日陰を得るとともに実をならすことが多く、深緑の長い実がいくつもぶら下がっているものなどは面白く、楽しい景です。 成熟した実から果肉を取り去った繊維質をたわし、入浴時の垢すりなどに用いられる。 古くは、茎の切り口から採った糸瓜水は痰きり薬として、また化粧水として用いられていた。 糸瓜棚の俳句 糸瓜棚松山近く住み古りて 門田あさひ 糸瓜の俳句 子規庵の子規の視線に糸瓜棚 栗林清揺 糸瓜の俳句 子規庵の糸瓜を見たる日の記憶 竹中三津子 糸瓜の俳句 ゆたかなり月の雫の糸瓜水 市原遊亀 糸瓜の俳句 子らのみな糸瓜触つて登校す 貫野 浩 糸瓜の俳句 何となく糸瓜のぶらりユーモラス 吉岡英子 糸瓜棚の俳句 糸瓜棚子規がゆかりの寺にかな 野田ゆたか