09-g-11
[季節] 仲秋の俳句（９月の俳句） 植物季題
[季題] 蕎麦の花（そばのはな）
[副題] なし。
高さ３０〜６０センチで初秋のころ茎頂に白い小花が短い総状花序に群がるように開く。
満開時は地面に真っ白な綿を置いたようになり風に揺れると柔らかい茎の根元の赤さが覗く。
山村の蕎麦畑が白い花で一面に覆われる風景は美しい。
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蕎麦の花の俳句 清月俳句歳時記植物俳句９月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成２２年１月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋の俳句（９月の俳句） 植物季題 [季題] 蕎麦の花（そばのはな） [副題] なし。 高さ３０〜６０センチで、初秋のころ茎頂に白い小花が短い総状花序に群がるように開く。 満開時は地面に真っ白な綿を置いたようになり、風に揺れると柔らかい茎の根元の赤さが覗く。 山村の蕎麦畑が白い花で一面に覆われる風景は美しいものである。 蕎麦の花の俳句 蕎麦はまだ花でもてなす山路かな 松尾芭蕉 蕎麦の花の俳句 休田を紅白に染め蕎麦の花 山中明石 蕎麦の花の俳句 峠越へ棚田ほのぼの蕎麦の花 阿部和雄 そばの花の俳句 そばの花天押し上げて山の畠 加藤哲夫 蕎麦の花の俳句 アルプスを望む高原蕎麦の花 松宮育子 蕎麦の花の俳句 村あげて育てし蕎麦の花盛り 山田行恵 蕎麦の花の俳句 山畑の白一色に蕎麦の花 姉歯義ひろ 蕎麦の花の俳句 蕎麦の花過疎地に咲きて夕明り 上杉マサ 蕎麦の花の俳句 蕎麦の花棚田を天へ登りけり おおにしひろし 蕎麦の花の俳句 蕎麦の花十日見ぬまの花盛 岩本和行 花蕎麦の俳句 花蕎麦の一望出来る石に腰 古川春美 蕎麦の花の俳句 山暮れて尚しろじろと蕎麦の花 西村舟津 花蕎麦の俳句 花蕎麦の風の中より人現るる 近藤清女 蕎麦の花の俳句 蕎麦の花咲く里山の白き風 松宮育子 蕎麦の花の俳句 蕎麦の花白く波うつ峠道 中橋京子 蕎麦の花の俳句 天領のなごりの棚田蕎麦の花 東嘉子 蕎麦の花の俳句 可憐なる真白き蕎麦の花ざかり 八島厚子 蕎麦の花の俳句 余生とは真白き未来蕎麦の花 野田ゆたか／蕎麦の花の俳句 伊那谷の深きに蕎麦の花盛り 渡邉春生