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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)植物季題

[季題] 秋茄子(あきなす

[副題] 秋茄子(あきなすび)
 
 
 茄子は夏の野菜であるが収穫期が比較的長く6月ころから10月ころまてである。
 
 茄子は盛期の夏が過ぎ秋が闌けてくると実はやや小粒になるものの実が締まる。
 
 皮は紫紺の色を深め薄くなり種子も少なくなって味がよくなる。
 
 漬物などにすると美味である。
 
 「秋茄子は嫁に食わすな」の諺に嫁には食わせたくないほど美味或いは種が少ないことから不妊症・体が冷えるにつながるなどの解釈がある。
 
 畑に茄子が一つ二つ生り残っているのはわびしい。
 
 
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秋茄子の俳句 清月俳句歳時記植物俳句9月のページです。大阪清月庵 枚方市 京都清月庵 木津川市 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月) 植物季題 [季題] 秋茄子(あきなす) [副題] 秋茄子(あきなすび) 茄子は夏の野菜であるが、収穫期が比較的長く、6月ころから10月ころまてである。 茄子は、盛期の夏が過ぎ、秋が闌けてくると実はやや小粒になるが、実が締まっていて皮は紫紺の色を深め薄くなり種子も少なくなって味がよくなる。 漬物などにすると美味である。 「秋茄子は嫁に食わすな」の諺に、食わせたくないほどの美味、種が少ないことから「不妊症」、「体が冷える」につながるなどの解釈がある。 畑に茄子が一つ二つ生り残っているのはわびしい。 秋茄子の俳句 秋茄子を焼きて夕餉の一品に 吉野小菊 秋茄の俳句 秋茄子をきしきし鳴らし洗ひけり 和泉清一 秋茄子の俳句 朝取れの籠の秋茄子貰ひけり 川口善美 秋茄の俳句 老妻のもぎし秋茄子見せに来る 山口丘刀 秋茄子の俳句 秋茄子の強が終りといふ朝餉 布野 壽 秋茄子の俳句 花少しつけて秋茄子濃紫 松葉律子 秋茄子の俳句 秋茄子や真向うに見る大落曄 佐藤花枝 秋茄子の俳句 秋茄子を焼き淡味の一品を 山中明石 秋茄の俳句 秋茄子の傷も奇形も里便り 長嶺 勇 秋茄子の俳句 椀ぎたてを一夜漬せむ秋茄子 鈴木かね 秋茄子の俳句 糠漬の色むらさきに秋茄子 有馬やよこ 秋茄子の俳句 愛しさを天の舅に秋茄子 橋本典子 秋茄子の俳句 秋茄子の肌すべすべにそっと触れ 林雄次郎 秋茄子の俳句 秋茄子の紫紺のしみる朝餉かな 前川嘉風 秋茄の俳句 介護受くの母に煮付けて秋茄子 野田ゆたか/秋茄子の俳句 秋茄子や旨味を丸く包みこみ 清水恵山/秋茄子の俳句 亡き妻の料理自慢や秋茄子 池下よし子/秋茄子の俳句 つんと来る辛子漬なる秋茄子 木村宏一/秋茄子の俳句 秋茄子を焼きて不足のなき生活 松山寿美