09-g-01
[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)植物季題
[季題] 秋草(あきくさ)
[副題] 色草(いろくさ) 千草(ちぐさ)
秋の七草をはじめ庭園や野原を彩るいろいろな秋の草をいう。
その名を知らぬような草も秋となればとりどりの花を付ける。
吾亦紅・刈萱・竜胆など姿が美しいばかりでなく床しい名前を持つものも多い。
これらを総称して秋草という。
秋草の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)植物季題[季題] 秋草(あきくさ)[副題] 色草(いろくさ) 千草(ちぐさ)副題『色草』の例句ページへ リンク副題『千草』の例句ページへ リンク秋の七草をはじめ庭園や野原を彩るいろいろな秋の草をいう。その名を知らぬような草も秋となればとりどりの花を付ける。吾亦紅・刈萱・竜胆など姿が美しいばかりでなく床しい名前を持つものも多い。これらを総称して秋草という。<例句>/秋草の俳句 秋草や佐渡に果てたる流人墓 西ア佐知/秋草の俳句 水細く秋草茂る水無瀬川 松山寿美/秋草の俳句 秋草に影を落して雲走る 姉歯義ひろ/秋草の俳句 秋草に戦時の記憶ふと摘みし 南部静季/秋草の俳句 秋草の花こまごまと駒ケ岳 松阪久美子/秋草の俳句 秋草や皇后陵を彩りぬ 伊藤悦子/秋草の俳句 名も知らぬ秋の小花を孫と摘む 岩間れい子/秋草の俳句 環濠の名残り留めて秋の草 迫間喜美子/秋草の俳句 秋草を摘みて一輪辻地蔵 山本宏子/秋草の俳句 秋草の匂ひこぼれし露天湯に 加藤美津子/秋草の俳句 秋草の活けられてあり無人駅 保坂道子/秋草の俳句 秋草の花に埋もれる古刹かな 安田かず代/秋草の俳句 秋草のひたすらに咲き見せにけり 山田笑子/秋草の俳句 秋草を刈りて石佛拝みけり 小笠原ひろみ/秋草の俳句 秋草の壺にあふるる診療所 池下よし子/秋草の俳句 秋草の乱れる儀に影揺るる 中山泰山/秋草の俳句 秋の草野にある如く床飾る 田村公平/秋草の俳句 持て成しの秋の野の草籠に盛り 藤本春苑/秋草の俳句 刈伏せし秋草匂ふ陽の残滓 野田ゆたか