09-f-14
[季題] 仲秋(9月) 動物季題
[季題] 穴まどひ(あなまどひ/あなまどい)
[副題] なし。
夏の間活動していた蛇は秋の彼岸ごろになると数匹から数10匹がどこからとなく集まって一つ穴に入って冬眠を始める。
蛇が彼岸過ぎになってもまだ穴に入らず徘徊しているものを「穴まどい」という。
穴に入る蛇は「蛇穴に入る・秋の蛇」と詠まれ別題となる。
穴まどいの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋(9月)動物季題[季題] 穴まどひ(あなまどひ/あなまどい)[副題] なし。夏の間活動していた蛇は秋の彼岸ごろになると数匹から数10匹がどこからとなく集まって一つ穴に入って冬眠を始める。蛇が彼岸過ぎになってもまだ穴に入らず徘徊しているものを「穴まどい」という。穴に入る蛇は「蛇穴に入る・秋の蛇」と詠まれ別題となる。 <例句>/穴まどいの俳句 するすると解けてゆく尾の穴惑 舘野翔鶴/穴まどいの俳句 穴まどひ後ろ姿に怖さなく 西ア佐知/穴まどいの俳句 穴まどひ掠めて行きしままの鳶 林雄次郎/穴まどいの俳句 城壁を攻めあぐみたる穴まどひ 吉井竹志/穴まどいの俳句 晩年の一日尊し穴まどい 清水恵山/穴まどいの俳句 石投げて後に哀しき穴まどひ 金城博之/穴まどいの俳句 穴まどひ応ふる仲間すでにに居ず 野田ゆたか