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季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)動物季題

[季題] (さけ)

[副題] はららご
 
    初鮭(はつざけ)  鮭小屋(さけごや)
 
 
 鮭は卵を産むため群れをなして9月ごろから故郷の川を遡ってくる。
 
 この時体側に赤色または暗色の雲の影のような斑紋が現れる。
 
 上流で産卵し孵化した稚魚は海に下って成長する。
 
 石狩川・十勝川など北海道や北日本に多い。
 
 肉は淡紅色で塩引・燻製・缶詰にする。
 
 卵の「はららご」も美味。

鮭の俳句 清月俳句歳時記動物俳句9月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月) 動物季題 [季題] 鮭(さけ) [副題] はららご 初鮭(はつざけ) 鮭小屋(さけごや) 鮭は9月ごろから卵を産むため、群れをなして故郷の川を遡ってくる。この時体側に赤色または暗色の雲の影のような斑紋が現れる。上流で産卵し、孵化した稚魚は海に下って成長する。 石狩川・十勝川など北日本、特に北海道西海岸に多い。肉は淡紅色で、塩引・燻製・缶詰にする。卵の「はららご」も美味。 鮭の俳句 犇めきて波かきたてて鮭湖る 西崎佐知 鮭釣の俳句 波止に竿並べ鮭釣る浦日和 本郷智子 鮭網の俳句 鮭網を手操る漢の声揃ふ 和泉清一 鮭漁期の俳句 定置網浜に干されて鮭漁期 山口丘刀 鮭の俳句 建網を絞り揚げたる鮭飛沫 三浦光芳 鮭の俳句 鮭上る浅瀬を背鮭走りをり 池田幸恵 鮭の俳句 半身づつ和洋に分けし鮭料る 野田ゆたか