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[季節] 仲秋(9月)         生活季題

[季題] 枝豆(えだまめ)

[副題] 月見豆(つきみまめ)
 
 
 熟す前の青い大豆を枝ごととることから枝豆という。

 この豆を莢のまま塩茹でにして食べる。

 茹でられた豆は名月に供えまた月見の席にも出ることから月見豆ともいう。

 現在では早生や冷凍物などがあり5月頃からビールのつまみなどとして好まれるが旬が秋であるので伝統的俳句では秋の季題として詠まれる。
枝豆の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋(9月)生活季題[季題] 枝豆(えだまめ)[副題] 月見豆(つきみまめ)熟す前の青い大豆を枝ごととることから枝豆という。この豆を莢のまま塩茹でにして食べる。茹でられた豆は名月に供えまた月見の席にも出ることから月見豆ともいう。現在では早生や冷凍物などがあり5月頃からビールのつまみなどとして好まれるが旬が秋であるので伝統的俳句では秋の季題として詠まれる<例句>/枝豆の俳句 枝豆を出されて話題替りけり 前田卯生/枝豆の俳句 枝豆を口に入れつつ聞き上手 清水恵山/枝豆の俳句 枝豆やひよいと含蓄ある話 橋本幹夫/枝豆の俳句 からみ合ふ枝豆太し丹波産 池下よし子/枝豆の俳句 手の休むことなく食す枝豆を 竹本麻由美/枝豆の俳句 枝豆の香りは郷の香りかな 湯沢正枝/枝豆の俳句 枝豆のどんと盛られし開店日 野田ゆたか