09-b-22
[季節] 仲秋（９月） 天文季題
[季題] 二日月（ふつかづき）
[副題] なし。
陰暦８月２日の月をいう。
二日月はほとんど人の目に触れることがない。
名月を待つ気持ちを込めて目に見えない二日月が詠まれる。
二日月を８月始めの月であることから「初月」「夕月」の題で詠まれることもあるが「初月・夕月」は別題となる。
二日月の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか編 仲秋(９月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋（９月）天文季題[季題] 二日月（ふつかづき）[副題] なし。陰暦８月２日の月をいう。二日月を８月始めの月であることから「初月」「夕月」の題で詠まれることもあるが「初月・夕月」は別題となる。<例句>／二日月の俳句 人情の儚き宵や二日月 山本正晴／二日月の俳句 荒波に小舟突刺す二日月 橋本幹夫／二日月の俳句 二日月無いものねだる幼かな 山口美琴＜例句＞二日月の俳句 捉へたる針のやうなる二日月 清水恵山