09-b-20
007.gif
[季題] 仲秋(9月)         天文季題
 
[季題] 立待月(たちまちづき)
 
[副題] 立待(たちまち)
 
 
 陰暦8月17日の夜の月をいう。
 
 名月を過ぎると出がだんだん月の出が遅くなり姿も少しずつ欠けていく。
 
 立待月は立って月の出を待っているうちに出るという意。
 
 一夜ごとに名を変える月を愛で欠けて行く月を惜しむ気持ちが詠まれる。
 
 立待はその夜のことも指す。 
立待月の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋(9月)天文季題[季題] 立待月(たちまちづき)[副題] 立待(たちまち)陰暦8月17日の夜の月をいう。名月を過ぎると出がだんだん月の出が遅くなり姿も少しずつ欠けていく。立待月は立って月の出を待っているうちに出るという意。一夜ごとに名を変える月を愛で欠けて行く月を惜しむ気持ちが詠まれる。立待はその夜のことも指す。<例句>/立待月の俳句 客去りて立待月へ窓を開け 駒田暉風/立待月の俳句 立待や潤むがごとく雲の月 山縣伸義/立待月の俳句 立待や黄色き月が梢から 清水恵山/