09-b-19
[季題] 仲秋(9月) 天文季題
[季題] 雁渡し(かりわたし)
[副題] なし。
北方から雁が渡ってくる仲秋に吹く北風を雁渡しという。
この風が吹き出すと潮も空も急に秋らしく碧く澄むようになる。
漁師や船乗りたちによって使われいた言葉が季題となったもの。
雁渡しの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋(9月)天文季題[季題] 雁渡し(かりわたし)[副題] 青北風(あをぎた/あおぎた)雁が渡ってくる初秋から仲秋にかけて吹く北風。 この北風を雁渡し・青北風ともいう。この風が吹き出すと潮も空も急に秋らしく青く澄むようになる。 いずれも漁師や船乗りたちによって使われいた言葉が季題となったもの。<例句>/雁渡しの俳句 暮れかかる檜山杉山雁渡し 石崎そうびん/雁渡しの俳句 雁渡し灯台に鍵掛けられて 渡邉春生/雁渡しの俳句 雁雁渡し何時しか風の向き変はる 清水恵山