09-b-13
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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題

[季題] 秋の色(あきのいろ)

[副題] 秋色(しうしよく/しゅうしょく)
 
 
 山河が秋の気配に染まっている様子をいう

 多くは紅葉のイメージと重なる。

 和歌では紅葉や黄葉などの具体的な色を念頭に置いて詠まれる場合が多いが省略の文学である俳句では抽象的に秋の山河を捉えて哀しい感じがよく詠まれる。 
秋の色の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 天文の俳句仲秋(9月)のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、ホトトギスに出句して指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題[季題] 秋の色(あきのいろ)[副題] 秋色(しうしよく/しゅうしょく) 山河が秋の気配に染まっている様子を表す。 多くは紅葉のイメージと重なる。 和歌では紅葉や黄葉などの具体的な色を念頭に置いて詠まれる場合が多いが省略の文学である俳句では抽象的に秋の山河を捉えて哀しい感じがよく詠まれる。<09b-13 秋の色>・秋の色の俳句 水亭の四方に拡ごる秋の色 西村舟津・秋の色の俳句 たたなはる山容すでに秋の色 宇都宮美智子・秋の色の俳句 白樺の木肌縫ふ風秋の色 池田幸恵・秋の色の俳句 故里へ秋色濃ゆき街道を 津田鴻林・秋の色の俳句 里山の粧ひ直し秋色に 清水恵山・秋の色の俳句 秋光やのぼりきつたる観覧車 池下よし子・秋の色の俳句 大空も海も大地も秋の色 橋本典子