09-b-03
[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題
[季題] 颱風(たいふう) 台風(たいふう)
[副題] 台風過(たいふうか) 台風逸る(たいふうそる)
台風の余波(たいふうのよは)
南洋やフィリピン沖で発生北上する大きな空気の渦巻きで中心付近の風速が10分間平均毎秒17.2メートル(34ノット)以上の熱帯性低気圧を台風と呼ぶ。
8月から9月にかけて毎年日本の地の何れかを襲い農作物・人家・交通機関・その他で大きな被害を受ける。
210日・220日前後に発生することが多い。
台風通過時の台風の眼の中は
無風で静かである。
台風の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)天文季題[季題] 颱風(たいふう)台風(たいふう)[副題] なし。副題『台風過』の例句ページへ リンク▼副題『台風逸る』の例句ページへ リンク▼副題『台風の余波』の例句ページへ リンク 南洋やフィリピン沖で発生北上する大きな空気の渦巻きで中心付近の風速が10分間平均毎秒17.2メートル(34ノット)以上の熱帯性低気圧を台風と呼ぶ。 8月から9月にかけて毎年日本の地の何れかを襲い農作物・人家・交通機関・その他で大きな被害を受ける。 二百十日・二百二十日前後に発生することが多い。 台風通過時の台風の眼の中は無風で静かである。<例句>/台風の俳句 台風来灯を煌々と船溜り 岡村紀洋/台風の俳句 台風に備ヘスーパー賑はへり 秋山英身/台風の俳句 台風の進路気になる厨ごと 南部静季/台風の俳句 雨台風祈り叶ひてダム満つる 山中明石/台風の俳句 天気図に生れし台風カレー煮る 藤本春苑/台風の俳句 台風の目の穏やかに明らかに 橋本典子/台風の俳句 湾いっぱい台風待避の舟灯り 佐藤茂子/台風の俳句 台風の進路いずこや独り酒 山本正晴/台風の俳句 台風や虚空にすさぶ風の音 松葉律子/台風の俳句 台風の気配に日向灘騒ぐ 上野和子/台風の俳句 颱風を神風と呼ぶ歴史かな 杉林義男/台風の俳句 台風の吠ゆる鉄鎖の一夜かな 野田ゆたか/台風の俳句 台風の予報図不気味大目王 加藤ひかり/台風の俳句 台風の予報に案ず故郷の家 吉岡英子/台風の俳句 台風の予報に案ず旅仕度 加藤美津子/台風の俳句 台風裡防災服のパトロール 山口美琴/台風の俳句 台風禍橋脚のみの流れ橋 西村舟津/台風の俳句 台風禍夫残業の続きをり 大場比奈子/台風の俳句 台風禍仏の燭を借る羽目に 山本ともゑ