09-a-05
[季節] 仲秋(9月) 時候季題
[季題] 冷やか(ひややか)
[副題] 秋冷(しうれい/しゅうれい)
秋になると空気が冷えてくる。
空気は冷たいというほどではないがひんやりとした感じを覚えることがある。
板の間や公園のベンチなどに腰を下ろしたときなどにふと冷ややかさを感じたりする。
冷やかの俳句 清月俳句歳時記時候俳句9月のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲秋(9月) 時候季題 [季題] 冷やか(ひややか) [副題] 秋冷(しうれい/しゅうれい) 秋になって空気が冷えてくると、肌に触れる物に冷たいというほどではなく、ひんやりとした感触を覚える。 また板の間や公園のベンチなどに腰を下ろしたとなどに、ふと冷ややかさを感じる。/冷やかの俳句 冷やかに廓名残の格子寂び 村上唯志/冷やかの俳句 七堂を巡る回廊冷やかに 松山寿美/冷やかの俳句 潮風の冷ややかなりし殉教地 池末あけみ/冷やかの俳句 突っ掛けし今朝の庭下駄冷やかに 門田窓城/冷やかの俳句 鎮もりて杜暗がりの冷やかに 栗林清謡/冷え冷えかの俳句 冷え冷えと回廊長き永平寺 池下よし子/秋の冷えの俳句 しんしんと蹄に気付く秋の冷え 保坂道子