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[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)時候季題

[季題] 爽やか(さはやか/さわやか)

[副題] さやけし  さやか
 
 
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 四季の中では秋は空気が乾燥し湿度が下がるのでもっとも大気が澄み遠くまではっきりと見える。

 物音は綺麗に響き万物の清澄な感じが強まる。

 肌もさらりと心地好く心身ともに爽快でさっぱりとする。

 これら秋の清々しさを「爽やか・さやけし・さやか」という。
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爽やかの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 仲秋(9月)の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句など有季定形・伝統的俳句から抽出しています。編纂者は、大阪清月庵主 清月俳句会主宰の野田ゆたかです。[季節] 仲秋を主に三秋(9月を主に8月から10月)時候季題[季題] 爽やか(さはやか/さわやか)[副題] さやけし  さやか▼副題『さやけし』の例句ページへ リンク▼副題『さやか』の例句ページへ リンク四季の中では秋は空気が乾燥し湿度が下がるのでもっとも大気が澄み遠くまではっきりと見える。音は綺麗に響き万物の清澄な感じが強まる。肌もさらりと心地好く心身ともに爽快でさっぱりとする。これら秋の清々しさを「爽やか・さやけし・さやか」という。<例句>/爽やかにの俳句 爽かに乙女の黒き乗馬服 舘野翔鶴/爽やかにの俳句 爽やかに結願の杖納めけり 山口正秋/爽やかにの俳句 爽やかに白立心生る病臥の身 村上唯志/爽やかの俳句 爽やかな風の歩かせくれし距離 西ア佐知/爽やかの俳句 爽やかや文字逞しき句碑なりき 西川寿賀子/爽やかにの俳句 忘却は老いの常ぞと爽やかに 門田窓城/爽やかにの俳句 見返りの弥陀の一瞥さわやかに 西村舟津/爽やかの俳句 爽やかや病ひとつを友として 田中由美子/爽やかの俳句 爽やかや過去も未来も皆大事 池末あけみ/爽やかの俳句 爽やかや互いに話す旅の事 土井木賊/爽やかにの俳句 爽やかに話し過ぎしと思ふこと 岡崎桜雲/爽やかの俳句 高階の旅の寝覚めも爽やかに 松山寿美/爽やかの俳句 百歳の顔爽やかに受賞かな 若林柾矢/爽やかの俳句 爽やかや標高三千登り来て 松阪久美子/爽やかの俳句 爽やかに笑顔の別れ友発てり 池下よし子/爽やかの俳句 爽やかに子等の挨拶朝稽古 大場比奈子/爽やかの俳句 爽やかや問題ひとつ片付きて 高橋泉也/爽やかの俳句 鉄棒の回転着地爽やかに 奥田不二子/爽やかの俳句 爽やかや薬飲むこと忘れをり 山田和江/爽やかの俳句 寝付き良し目覚めすっきり爽やかに 山中明石/爽やかの俳句 一隅を照せと法話爽やかに 伊藤悦子/爽やかの俳句 爽やかやチャペルの弥撒の鐘の声 横田寿賀子/爽やかの俳句 朝もやの晴れて爽やけき牧場かな 戸本文雄/爽やかの俳句 爽やかな檜の匂ひ寺普請  石崎そうびん/爽やかの俳句 爽やかに海老蔵襲名披露かな 藤本春苑/爽やかの俳句 堀渡る風爽やかに屋形船 田中雍子/爽やかの俳句 爽やかに吟行バスを見送りぬ 菊田静子/爽やかの俳句 牡蠣筏湖の細波爽やかに 土屋 勝/爽やかの俳句 爽やかや指先つたふ今朝の水 阿形公枝/爽やかの俳句 爽やかや白き画布立つ草原に 阿部陽子/爽やかの俳句 さはやかに上棟式の槌の音 井川芳子/爽やかの俳句 爽やかな風を感じて山に入る 奥村正春/爽やかの俳句 爽やかや双子仲良くベビーカー 奥野品子/爽やかの俳句 爽やかや調度磨きに飽きもせず 加藤ひかり/爽やかの俳句 展望台爽やかに山引き寄せて 加納幸子/爽やかの俳句 爽やかや客殿を占む師の大書 岩井純子/爽やかの俳句 爽やかに交す挨拶朝の顔 吉岡英子/爽やかの俳句 遠山の風がつれくる爽やかさ 吉田静代/爽やかの俳句 読経する有髪尼の声さわやかに 吉本昌女/爽やかの俳句 ジョギングの姿爽やかなる朝 久保田昌子/爽やかの俳句 橋殿を吹きぬく風の爽やかに 橋本幸子/爽やかの俳句 わだかまり消えて心の爽やかさ 原口澄子/