08-g-10
[季節] 初秋(8月) 植物季題
[季題] 水引の花(みづひきのはな/みずひきのはな)
[副題] 金糸草(きんしそう)
山野の林縁や庭先などで見られる多年草で8月ごろ鞭のような細長い数条の花軸を伸ばし赤い小花を無数につける。
葉は先のとがった楕円形で花軸は60〜90センチである。
花軸は上から見ると赤く下から見ると白く見える。
白花の銀水引や紅白が混じった御所水引などがある。
水引の花の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編纂植物の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、日本伝統俳句協会会員でホトトギス及び未央でご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初秋の俳句(8月の俳句) 植物季題 [季題] 水引の花(みづひきのはな/みずひきのはな) [副題] 金糸草(きんしそう) 山野の林縁や庭先などで見られる多年草で、8月ごろ鞭のような細長い花軸に数条の細長い花軸を伸ばし、赤い小花を無数につける。 葉は先のとがった楕円形で花軸は60〜90センチである。花軸は上から見ると赤く、下から見ると白く見える。白花の銀水引、紅白混じった御所水引などがある。 植物名は水引であり、水引草は俳句特有のいい方。 水引の花の俳句 西行の歌碑に水引紅凝らす 西川寿賀子 金糸草の花の俳句 寿福寺へ辿る道の辺金絲草 松山寿美 水引の花の俳句 水引の咲き初む花穂に日差しあり 山本青水 水引草の俳句 尼ひとり居るやにみえず水引草. 西岡甲子 水引草の俳句 水引草風癖のまま幾筋も 竹中三津子 金糸草の俳句 里宮の流れのままに金糸草 藤戸寿枝 水引の花の俳句 水引の紅白揃ふ茶庭かな 野田ゆたか