08-g-09
[季節] 初秋(8月) 植物季題
[季題] 鳳仙花(ほうせんくわ/ほうせんか)
[副題] つまくれなゐ(つまくれない) つまべに
南アジア原産の高さ50〜60pの一年草の花。
茎は多肉で太く葉は細くて縁に鋸歯がある。
花は夏から秋にかけて葉腋に花柄を出し横向きに垂れて咲く。
色は赤・白・紫・絞りや八重咲きなど。
女の子が紅色の花の汁を搾って爪を染めたことから「つまくれなゐ」「つまべに」などの別名がある。
花後に結ぶ実は熟すると弾けて黄褐色の種子を飛ばす。
鳳仙花の俳句 清月俳句歳時記野田ゆたか編纂のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、日本伝統俳句協会会員でホトトギス及び未央でご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初秋(8月) 植物季題 [季題] 鳳仙花(ほうせんくわ/ほうせんか) [副題] つまくれなゐ(つまくれない) つまべに 南アジア原産のツリフネソウ科の高さ5、60pの一年草の花。茎は多肉で太く、葉は細くて縁に鋸歯がある。花は夏から秋にかけて葉腋に花柄を出し、横向きに垂れて咲く。 色は赤・白・紫・絞りや八重咲きなど。女の子が紅色の花の汁を搾って爪を染めたことから、「つまくれなゐ」「つまべに」などの別名がある。 花後結ぶ刮ハは熟すると弾けて、黄褐色の種子を飛ばす。 鳳仙花の俳句 鳳仙花散り敷くままに掃かでをく 東 嘉子 鳳仙花の俳句 鳳仙花殖ゆるに任せ棲み古りぬ 市原遊亀 鳳仙花の俳句 放し飼ひされし鶏鳳仙花 奥田不二子 鳳仙花の俳句 垣結はぬ蜑の広庭鳳仙花 近藤清女 鳳仙花の俳句 しんかんと広き校庭鳳仙花 嶋 きさ子 鳳仙花の俳句 近寄りし子の手に弾く鳳仙花 松井芳朗 鳳仙花の俳句 鳳仙花弾けぬ前を仏壇に 野田ゆたか