08-g-06
[季節] 初秋(8月) 植物季題
[季題] 桐一葉(きりひとは)
[副題] 一葉(ひとは) 一葉の秋(ひとはのあき)
大きな桐の葉が風もなくばさりと音を立てて落ちて秋の到来を告げる。
古代中国の書『淮南子』の「一葉落ちて天下の秋を知る」から出た言葉。
衰亡のきざしを象徴する言葉。
桐一葉の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 August haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 初秋(8月)植物季題[季題] 桐一葉(きりひとは)[副題] 一葉(ひとは)一葉の秋(ひとはのあき)▼副題『一葉』の例句へ大きな桐の葉が風もなくばさりと音を立てて落ちて秋の到来を告げる。古代中国の書『淮南子』の「一葉落ちて天下の秋を知る」から出た言葉。衰亡のきざしを象徴する言葉。/桐一葉の俳句 桐一葉己が軽さを音にして 西崎佐知/桐一葉の俳句 桐一葉風を大きく転がせて 門田窓城/桐一葉の俳句 桐一葉踏まれ悲しき音たてり 西村舟津/桐一葉の俳句 舞扇ひるがへるかに桐一葉 水野良子/桐一葉の俳句 香煙のただよふ古刹桐一葉 池下よし子/桐一葉の俳句 うらおもて夕日を纏ひ桐一葉 石崎そうびん/桐一葉の俳句 機音の絶へて久しく桐一葉 野田ゆたか