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[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月) 動物季題
[季題] 秋の蝉(あきのせみ)
[副題] 秋蝉(あきぜみ)
単に蝉といえば夏の季題となる。
秋になってから鳴く「蜩」や「つくつくぼうし」などの蝉を総称して秋の蝉とよぶ。
※ 蜩・つくつくぼうしは別題となる。
秋の蝉の俳句/清月俳句歳時記8月の動物俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初秋を主に三秋(8月を主に8月から10月)動物季題[季題] 秋の蝉(あきのせみ)[副題] なし。単に蝉といえば夏の季題となる。秋になってから鳴く蜩や法師蝉などの蝉を特に秋の蝉とよぶ。蜩・法師蝉は別題となる。<例句>秋の蝉の俳句 元興寺塔阯に湧ける秋の蝉 西村舟津/秋の蝉の俳句 秋の蝉鳴き納めたる宮の庭 飯岡良一/秋の蝉の俳句 秋蝉につゝまれ販ぐ荷茶屋 松山寿美/秋の蝉の俳句 里山の静寂に鳴けり秋の蝉 宇都宮美智子/秋の蝉の俳句 夜の静寂闇ふるはせて秋の蝉 森本順子/秋の蝉の俳句 鎌をとぐかよわき秋の蝉を聞く 岩間れい子/秋の蝉の俳句 校庭を仮の住まひに秋の蝉 山口美琴/秋の蝉の俳句 曙や声ひそめたる秋の蝉 阿部和雄/秋の蝉の俳句 今生の声を限りに秋の蝉 池下よし子/秋の蝉の俳句 昏れ初めて声細り行く秋の蝉 長嶺 勇/秋の蝉の俳句 杉山の昏きを鳴きて秋の蝉 土屋 勝/秋の蝉の俳句 秋蝉や芭蕉句碑読む古刹に居 佐藤美和子/秋の蝉の俳句 俯瞰して秋蝉を聴く城下町 南部静季/秋の蝉の俳句 一声を大切に鳴く秋の蝉 清水恵山/秋の蝉の俳句 秋蝉のけふが別れか鳴きをさむ 瀬尾睦夫/秋の蝉の俳句 淡泊でそして淋しき秋の蝉 野田ゆたか