08-e-22
[季節] 初秋(8月) 行事季題
[季題] 梶の葉(かぢのは/かじのは)
[副題] なし。
古くから七夕の日に7枚の梶の葉に星に手向けの歌を書いて星に供える習わしがあった。
昔は前日に梶の葉を売り歩いた。
梶の葉を用いるのは天の川の渡し船の楫と梶とをかけたためと思われる。
梶の木は落葉高木で樹皮は和紙の原料ともなり葉はハート型で先が尖り水に浮く。
梶の葉の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 August haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 初秋(8月)行事季題[季題] 梶の葉(かぢのは/かじのは)[副題] なし。古来より七夕の日に七枚の梶の葉に歌を書いて星に供える風習が続いている。古くは七夕の前日に梶の葉を売り歩かれていた。梶の葉を用いるのは天の川の渡し船の舵と梶とをかけた物でしょうか。梶の木そのものは樹皮が和紙の原料ともなる。/梶の葉の俳句 梶の葉にしるせば筆の走りけり 舘野翔鶴/梶の葉の俳句 梶の葉に盛りて供物を神の前 清水恵山/梶の葉の俳句 梶の葉に託す一句の儘ならず 野田ゆたか