08-e-17
[季節] 初秋(8月/陰暦7月6日) 行事季題
[季題] 硯洗(すずりあらひ/すずりあらい)
[副題] 硯洗う(すずりあらふ/すずりあらう)
伝統俳句では陰暦の7月7日の七夕行事として詠まれる。
七夕の前日に手習いの上達を祈って硯や机を洗い清めること。
京都北野天満宮の洗った硯に梶の葉を添えて神前に供える御手洗祭(現在では新暦7月7日)神事にならったもの。
七夕の朝に洗い清めた硯に芋の葉や稲の朝露をうけて墨をすり七夕竹に吊す色紙に字をしたためる。
硯洗の俳句/清月俳句歳時記8月の行事俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、日本伝統俳句協会に参加するとともにホトトギスに投句ご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]初秋(8月/陰暦7月6日)行事季題[季題]硯洗(すずりあらひ/すずりあらい)[副題]硯洗ふ(すずりあらふ/すずりあらう)伝統俳句では陰暦の7月7日の七夕行事が詠まれる。七夕の前日に手習いの上達を祈って硯や机を洗い清めること。京都北野天満宮の硯に梶の葉を添えて神前に供える御手洗祭(現在では新暦7月7日)神事にならったもの。七夕の朝に洗い清めた硯に芋の葉や稲の朝露をうけて墨をすり七夕竹に吊す色紙に字をしたためる。<例句>▼硯洗いの俳句 出番なき硯洗ひていとほしむ 吉野濃菊の俳句▼硯洗いの俳句 次期講座控へ硯を洗ふかな 山本青水の俳句▼硯洗いの俳句 青墨の残り香硯洗ひけり 小笠原ひろみの俳句▼硯洗うの俳句 硯洗や磨り癖はつきり現るる 清水恵山の俳句▼硯洗うの俳句 洗ひたる硯置かれし文机 橋本幹夫の俳句▼硯洗うの俳句 硯洗ふ水茎文字のなめらかに 湯澤正枝の俳句▼硯洗いの俳句 洗いたる硯が乾く間の喫茶 野田ゆたかの俳句