08-e-16
[季節] 初秋(8月16日/月遅れ盂蘭盆) 行事季題
[季題] 精霊舟(しやうりやうぶね/しょうりょうぶね)
[副題] 精霊流し(しやうりやうながし/しょうりょうながし)
盂蘭盆会の最後の日の夕方盂蘭盆の供物や飾りなどを麦藁や苧殻で作った舟に乗せて川や海に流す。この舟を精霊舟という。
近年は川や海を汚すと言うことで精霊流しを禁じる市町村も多い。
伝統俳句では盂蘭盆を秋の行事と分類することから単に精霊舟と詠まれると月遅れ盂蘭盆の精霊舟と理解される。
※
流灯・灯篭流しは別題となる。
精霊舟の俳句/清月俳句歳時記8月の行事俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句から抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、日本伝統俳句協会に参加するとともにホトトギスに投句ご指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]初秋(8月16日/月遅れ盂蘭盆)行事季題[季題]精霊舟(しやうりやうぶね/しょうりょうぶね)[副題]精霊流し(しやうりやうながし/しょうりょうながし)盂蘭盆会の最後の日の夕方盂蘭盆の供え物や飾りなどを麦藁や苧殻で作った舟に乗せて川や海に流す。この舟を精霊舟という。近年は川や海を汚すと言うことで精霊流しを禁じる市町村も多い。伝統俳句では盂蘭盆を秋の行事と分類することから単に精霊舟と詠まれると月遅れ盂蘭盆の精霊舟と理解される。※流灯・灯篭流しは別題となる。<例句>▼精霊船の俳句 心経を唱ふる妻女精霊舟 岡村紀洋の俳句▼精霊船の俳句 精霊舟はぐれぬやうにそつと押す 松山寿美の俳句▼精霊船の俳句 ゆるゆると精霊舟を押し出しぬ 志村万香の俳句▼精霊船の俳句 精霊舟送りてもとの一人なり 梅田澄子の俳句▼精霊舟の俳句 精霊舟淵に別れの向きを換へ 清水恵山の俳句▼精霊舟の俳句 精霊舟送りて誰れも物云はず 若林柾矢の俳句▼精霊舟の俳句 精霊舟つかず離れず流れゆく 橋本幹夫の俳句