07-f-15
[季節] 晩夏(7月) 動物季題
[季題] 雷鳥(らいてう/らいちょう)
[副題] なし。
体長は30〜40cmほどで日本アルプスと新潟県火打山周辺の高山に棲む。
留鳥で夏羽は褐色・冬羽は白色と季節の環境に従って保護色を呈する。
犬鷲などの猛鳥を警戒して朝夕の薄明時また雷雨などがきそうな荒天を利用して採餌するのでこの名がある。
繁殖期の夏季に雛をつれた親鳥を見かける国の特別天然記念物。
留鳥であるが夏に入山者がよく見かけることなどから俳句では夏の季題となる。
雷鳥の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して指導を仰ぐととも清月句会を主宰している。[季節] 晩夏(7月)動物季題[季題] 雷鳥(らいてう/らいちょう)[副題] なし。体長は30〜40cmほどで日本アルプスと新潟県火打山周辺の高山に棲む。留鳥で夏羽は褐色・冬羽は白色と季節の環境に従って保護色を呈する。犬鷲などの猛鳥を警戒して朝夕の薄明時また雷雨などがきそうな荒天を利用して採餌するのでこの名がある。繁殖期の夏季に雛をつれた親鳥を見かける国の特別天然記念物。留鳥であるが夏に登山者がよく見かけることなどから俳句では夏の季題となる。<例句>雷鳥の俳句 ケルン積みをれば雷鳥よぎり飛ぶ 舘野翔鶴/雷鳥の俳句 雷鳥の雛先だてて偃松に 田川栄/雷鳥の俳句 雷鳥の見ゆる樹海に案内され 山本宏子/雷鳥の俳句 雷鳥や這松陰に雛連れて 清水恵山/雷鳥の俳句 雷鳥や金輪際の下山道 木津二郎