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[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)動物季題

[季題] 船虫(ふなむし)

[副題] なし
 
 
 草鞋のような形をした黄褐色や黒褐色の甲殻類の虫。

 岸壁や岩礁・引き上げられている船の下などに棲息し長い触角を動かし群れをなして行動する。

 体長3〜5cmで人の気配に敏感に反応する。

 夏が産卵期でこの時期著しく数が増える。

 人の気配を感じると7対の足で素早く走り一斉に四散する。
船虫の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して指導を仰ぐととも清月句会を主宰している。[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 動物季題[季題] 船虫(ふなむし)[副題] なし。草鞋のような形をした黄褐色や黒褐色の甲殻類の虫。岸壁や岩礁・引き上げられている舟の下などに棲息し長い触角を動かし群れをなして行動する。体長3〜5cmで人の気配に敏感に反応する。夏が産卵期でこの時期著しく数が増える。人の気配を感じると七対の足で素早く走り一斉に四散する。<07f-13 船虫>・船虫の俳句 現れたまふより舟虫や汐仏 舘野翔鶴・船虫の俳句 船虫に一目散といふ特技 布野 壽・船虫の俳句 舟虫の向き変へて散る速さかな 若林柾矢・船虫の俳句 船虫の騒騒やがて散り散りに 小笠原ひろみ・船虫の俳句 鵜戸宮の反橋渡る船虫も 上野和子・船虫の俳句 三方へ散って船虫潮かぶる 西岡甲子・船虫の俳句 船虫の遊べる午後の浜の市 野田ゆたか