07-f-11
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)動物季題
[季題] 毛虫(けむし)
[副題] 毛虫焼く(けむしやく)
蝶や蛾の幼虫で全身が毛で覆われている。
大きさは5cmを越えるものから1cmに満たないものまでさまざま。
松や梅の木などには見るからに無気味な毛虫がたかっていることがある。
中には毛に毒のあるものもあり注意を要する。
植物の茎・葉を食害するので駆虫薬を散布したり・竿の先に付けた布に灯油を染ませ火を付けて炙り焼き殺すなどして駆除する。
火を用いて駆除をすることを「毛虫焼く」という。
毛虫の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月の動物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句して指導を仰ぐととも清月句会を主宰している。[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)動物季題[季題] 毛虫(けむし)[副題] 毛虫焼く(けむしやく)蝶や蛾の幼虫で全身が毛で覆われている。大きさは5cmを越えるものから1cmに満たないものまでさまざま。松や梅などには見るからに無気味な毛虫がたかっていることがある。中には毛に毒のあるものもあり注意を要する。植物の茎・葉を食害するので駆虫薬を散布したり・竿の先に付けた布に灯油を染ませ火を付けて炙り焼き殺すなどして駆除する。火を用いて駆除をすることを「毛虫焼く」という。<例句>毛虫の俳句 保護色の毛虫と気づき葉のちぎれ 加藤ひかり/毛虫の俳句 幾匹か街路樹を這う毛虫かな 中山泰山/毛虫の俳句 例会へ毛虫注意の札潜り 布野壽/毛虫の俳句 毛虫見て悲鳴をあぐる母似の子 清水恵山/毛虫の俳句 嫌へるは毛虫の方でありしかも 野田ゆたか