07-d-65
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題
[季題] 泥鰌鍋(どぢやうなべ/どじょうなべ)
[副題] 柳川鍋(やながはなべ/やながわなべ)
泥鰌汁(どぢやうじる/どじょうじる)
割き泥鰌又は丸のままの泥鰌をささがき牛蒡の上にのせ味醂・?油で味付けした出汁で煮て卵でとじて刻み葱をあしらって食べる鍋料理。
泥鰌と牛蒡の取合せがいかにも暑気を払えそうな感じがする。
柳河(福岡県柳川市)の名物であることから柳川鍋とも言う。
味噌汁に泥鰌を入れたものを泥鰌汁という。
<泥鰌の仮名表記について>
歴史的仮名遣いでは「どぢやう」だが江戸時代に「どぜう」と書くのが広まり現代でも「どぜう」と表記することがある。
泥鰌鍋の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月 july haikuの生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者の野田ゆたかは清月句会を主宰です。noda yutaka[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題[季題] 泥鰌鍋(どぢやうなべ/どじょうなべ)[副題] 柳川鍋(やながはなべ/やながわなべ)泥鰌汁(どぢやうじる/どじょうじる) 割き泥鰌又は丸のままの泥鰌をささがき牛蒡の上にのせ味醂・?油で味付けした出汁で煮て卵でとじて刻み葱をあしらって食べる鍋料理。泥鰌と牛蒡の取合せがいかにも暑気を払えそうな感じがする。柳河(福岡県柳川市)の名物であることから柳川鍋とも言う。味噌汁に泥鰌を入れたものを泥鰌汁という。泥鰌の仮名表記について歴史的仮名遣いでは「どぢやう」だが江戸時代に「どぜう」と書くのが広まり現代でも「どぜう」と表記することがある。<例句>/泥鰌鍋の俳句 素朴なる江戸は神田のどぜう鍋 西村舟津/泥鰌汁の俳句 泥鰌汁深夜に帰る子に用意 宇都宮美智子/泥鰌屋の俳句 二階屋の軋む泥鰌屋青しぐれ 池下よし子/泥鰌鍋の俳句 水郷に旅の終りの泥鰌鍋 野田ゆたか