07-d-38
007.gif
[季節] 晩夏(7月)を主に三夏(5月から7月) 生活俳句 

[季題] 天草取(てんぐさとり)
 
[副題] 石花取る(てんぐさとる) 天草干す(てんぐさほす)

    天草海女(てんぐさあま)

 
 天草は海藻で天草海女が海中に潜って取る。

  天草取は春から始まるが八十八夜(5月2日ころ)以降に最盛期を迎える。

 採取された天草は浜で晒し干される。
 
 これが寒天や心太の原料となる。  



天草取の俳句 清月俳句歳時記め野田ゆたか編纂 インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギスに投句し指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)季題 [季題] 天草取(てんぐさとり) [副題] 石花取る(てんぐさとる) 天草干す(てんぐさほす) 天草海女(てんぐさあま) 天草は海藻で天草海女が海中に潜って取る。 天草取は春から始まるが八十八夜(5月2日ころ)以降に最盛期を迎える。 採取された天草は浜で晒し干される。これが寒天や心太(ところてん)の原料となる。 長たもに老ひのほまちの天草採 西ア佐知の俳句 命桶流して潜る天草海女 横田寿賀子の俳句 磯の香の漂ふ広場干天草 川口善美の俳句 岩に腰天草選りに余念なく 長田穂峰の俳句 天草を広げゆらして忘れ汐 樋口千恵の俳句 海荒れて天草採りの日もありて 福島二美の俳句 天草の夜干にほへる浦の宿 野田ゆたか『天草取の俳句』ページのアドレス