07-d-27
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題
[季題] 冷奴(ひややつこ/ひややっこ)
[副題] 冷豆腐(ひやどうふ)
豆腐を冷水又は氷で冷やし好みの大きさに切って生姜・削り鰹・葱・紫蘇などの薬味を添え生醤油で食べる。
簡単にできる庶民的な夏の料理の一つ。
冷蔵庫などがなく腐敗予防設備が十分でなかった時代は豆腐を昆布だしなどで湯豆腐のように煮て(煮沸滅菌して)井戸水などで冷やし冷奴として食べていたという。
冷奴の俳句 清月俳句歳時記7月の俳句、生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月) 生活季題 [季題] 冷奴(ひややつこ/ひややっこ) [副題] 冷豆腐(ひやどうふ) 豆腐を冷水又は氷で冷やし好みの大きさに切って、生姜、削り鰹、葱、紫蘇などの薬味を添え、生醤油で食べる。簡単にできる庶民的な夏の料理の一つ。 冷蔵庫などがなく腐敗予防設備が十分でなかった時代は、豆腐を昆布だしなどで湯豆腐のように煮て(煮沸滅菌して)、井戸水などで冷やし冷奴として食べていた。 冷奴の俳句 冷奴一献添へて妻は留守 東野和子 冷奴の俳句 平凡な日々の生活や冷奴 岸野幸子 冷奴の俳句 愚痴言うて崩し続ける冷奴 林 雄次郎 冷奴の俳句 渡る世の愚痴聞き合ひて冷奴 西村舟津 冷奴の俳句 乾杯に続く一箸冷奴 駒田暉風 冷奴の俳句 薬味沁むかくし包丁冷奴 小笠原ひろみ 冷奴の俳句 山と盛る薬味に隠る冷奴 正木和子 冷奴の俳句 冷奴ひとり気儘の夕餉かな 綾井美 冷奴の俳句 山水を引きて厨の冷奴 宇都宮美智子 冷奴の俳句 湯の宿の膳に自慢の冷奴 加藤哲夫 冷奴の俳句 老二人二日つづきの冷奴 岩間れい子 冷奴の俳句 老二人気ままな夕餉冷奴 北川紀美子 冷奴の俳句 一人居の氣まままな生活冷奴 橋本照子 冷奴の俳句 絶食の久に喉こす冷奴 若林柾矢 冷奴の俳句 日々薬味替へて昼餉の冷奴 小林圭子 冷奴の俳句 冷奴今日も一品箸やすめ 梅田澄子 冷奴の俳句 冷奴先づ一番に箸をつけ 長谷山由実 冷奴の俳句 掛冠の門を遥かに冷奴 野田ゆたか