07-d-05
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題
[季題] 団扇(うちは/うちわ)
[副題] 絵団扇(ゑうちは/えうちわ)
渋団扇(しぶうちは/しぶうちわ)
古団扇(ふるうちは/ふるうちわ)
団扇掛(うちはかけ/うちわかけ)
団扇風(うちはかぜ/うちわかぜ)
円いもの・楕円のもの・四角なものなど形はさまざまである。
団扇は中国から伝わったものだが江戸時代に岐阜・京都・香川など各地で団扇作りが盛んになった。
扇が携帯用とすれば団扇は家庭でくつろぐ時に使うものである。
絵が描かれた絵団扇や柿渋を塗って丈夫にした
渋団扇など用途によって仕様が異なるものもある。
団扇の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 July haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka/[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)生活季題[季題] 団扇(うちは/うちわ)[副題] 絵団扇(ゑうちは/えうちわ)渋団扇(しぶうちは/しぶうちわ)古団扇(ふるうちは/ふるうちわ)団扇掛(うちはかけ/うちわかけ)団扇風(うちはかぜ/うちわかぜ)▼副題『渋団扇』の例句へ ▼副題『団扇風』の例句へ円いもの・楕円のもの・四角なものなど形はさまざまである。団扇は中国から伝わったものだが江戸時代に岐阜・京都・香川など各地で団扇作りが盛んになった。扇が携帯用とすれば団扇は家庭でくつろぐ時に使うものである。絵が描かれた絵団扇や柿渋を塗って丈夫にした渋団扇など用途によって仕様が異なるものもある。/団扇の俳句 団扇もてあふがん人のうしろむき 松尾芭蕉/団扇の俳句 配らるる世相あらはな団扇の絵 橘川 重/団扇の俳句 省エネに団扇の数の増えにけり 吉岡英子/団扇の俳句 ジーパンの腰に伊達めく花団扇 前川嘉風/団扇の俳句 退屈な病院ぐらし団扇の絵 土舘イサ/団扇の俳句 日に一度大笑ひをの書の団扇 迫間喜美子/団扇の俳句 お品書き団扇に記るし貴船茶屋 布野 壽