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[季節] 晩夏(7月)         地理季題
 
[季題] 田水沸く(たみづわく/たみずわく)
 
[副題] なし
 
 
 炎天下の田の水が湯のように熱くなり泡が浮かび上がる。

 この泡は土中の刈敷や藁の腐敗ガスが浮き出たもの。

 この状態が田水が湯となり沸いているように見えることからこの言葉がある。
季節の花300 より
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田水沸くの俳句 清月俳句歳時記 月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成28年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。田水沸くの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。編纂者 野田ゆたかは清月庵主です。[季節] 晩夏(7月)地理季題[季題] 田水沸く(たみづわく/たみずわく)[副題] なし炎天下の田の水が湯のように熱くなり泡が浮かび上がる。この泡は土中の刈敷や藁の腐敗ガスが浮き出たもの。この状態が田水が湯となり沸いているように見えることからこの言葉がある。<例句>田水沸くの俳句 石仏を探る当尾田水沸く 村上唯志/田水沸くの俳句 畦までは七歩の棚田田水沸く 森本恭生