07-c-11
[季節] 晩夏を主に三夏（７月を主に５月から７月）地理季題
[季題] 夏潮（なつじほ／なつじお）
[副題] 夏の潮（なつのしほ／なつのしお）
初夏の晴れた日ざしに力強く輝く潮・梅雨時の空を写した暗い潮・梅雨明け後の波しぶきをあげて紺碧に透き通る潮などいずれも夏の潮である。
夏の海や梅雨明け後に異常発生することのある赤潮(苦潮)は別季題となる。
夏潮の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 July haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka／[季節] 晩夏を主に三夏（７月を主に５月から７月）地理季題[季題] 夏潮（なつじほ／なつじお）[副題] 夏の潮（なつのしほ／なつのしお）初夏の晴れた日ざしに力強く輝く潮・梅雨時の空を写した暗い潮・梅雨明け後の波しぶきをあげて紺碧に透き通る潮などいずれも夏の潮である。夏の海や梅雨明け後に異常発生することのある赤潮(苦潮)は別季題となる。＜例句＞夏潮の俳句 夏潮の荒く渚の線を描く 村上唯志／夏潮の俳句 夏の潮足下に滾る鳴門橋 西村舟津／夏潮の俳句 夏潮や一直線に湾に入る 保坂道子／夏潮の俳句 夏潮や船傾けて大漁旗 後藤允孝／夏潮の俳句 オフィサーが描く航跡夏の潮 田村公平／夏潮の俳句 島の門の潮目浮き立つ夏の潮 野田ゆたか