07-b-19
[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)天文季題
[季題] 夏の雨(なつのあめ)
[副題] 緑雨(りよくう/りょくう)
青時雨(あをしぐれ/あおしぐれ)
夏に降る雨のこと。
「緑雨」は新緑の青葉に降る雨。
「青時雨」は青葉に降る時雨。
夏の雨と詠むと梅雨や夕立のような暗さが失せ雨に明るさを感じさせられる。
※ 「梅雨」「夕立」は独立した別季題となる。
夏の雨の俳句 清月歳時記/野田ゆたか編7月 july haikuの時候俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから有季定型俳句・伝統俳句作品を抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市。編者の野田ゆたかは清月句会を主宰です。noda yutaka[季節] 晩夏を主に三夏(7月を主に5月から7月)天文季題[季題] 夏の雨(なつのあめ)[副題] 緑雨(りよくう/りょくう)梅雨や夕立といった独立した季題になるものとは異なり夏に降る普通の雨のこと。梅雨や夕立のような暗さはなく明るさを背景に感じさせる。梅雨や夕立のような暗さはなく明るさを背景に感じさせる。<例句>緑雨の俳句 金色の鴟尾燦然として緑雨 西崎佐知/緑雨の俳句 神垣の立砂洗ふ緑雨かな 西村舟津/緑雨の俳句 一村の静まり返る緑雨かな 清水恵山/緑雨の俳句 緑雨降るバッキンガムの衛兵に 橋本幹夫/青時雨の俳句 青時雨山内入らざる女人堂 池下よし子/夏の雨の俳句 夏の雨一気に伽藍洗ひけり 野田ゆたか